美容が始まった歴史

美容の始まりとされるのが、紀元前数千年前の中近東から地中海の国々です。古代エジプトではクレオパトラがヒーリングのマッサージを受けており、エステの他にもネイルやヘアなどの施術を受けていました。クレオパトラは美容にまつわる話が多く、好きだったバラをお風呂に入れたり香水として使ったり、金箔を用いたと言われています。現在のエステの原型が誕生したのは、18世紀ヨーロッパで、特にフランスが美容にこだわった国でした。フランスでは貴族の女性たちは、牛乳風呂に入ったり植物から抽出したオイルを愛用したりしました。化粧品も作られており、彼女たちのケアは全てお付きの人が担当しました。世界で最初のエステサロンは、1872年ポーランドで生まれたヘレナ・ルビンスタインが1902年にオーストラリアのメルボルンで創業を開始したおとで、誕生しました。彼女はまずオーストラリアで化粧品ビジネスを成功させて、ロンドンとニューヨークに支店を出して、世界中にエステブームを巻き起こしました。日本でエステが誕生したのは、明治初期で美容大国フランスで学んだ技師は、トリートメントやマッサージなどを施しました。1970年代には、日本にも経済的に余裕のある人が多くなり、エステに関する情報がメディアで取り上げられる機会が増え、1980年代から全国各地でサービスを受けられるようになりました。美容自体は、ヨーロッパだけでなく中国やインドでも盛んでした。中国では紀元前数千年前の中国医学、インドではおよそ5000年前のアーユルベーダにまでさかのぼります。自然の美容法であるハーブは、およそ6万年前から原始人が利用しており、ヨーロッパからアメリカ大陸やアフリカなど世界中に広まりました。